世界のF1ファンの反応を紹介します。角田選手頑張れ!

シーズン年央点検:チャンピオン争いはたったの38p差!

実はシーズンはちょうど折り返し、半分終わっていたのをご存知でしょうか?笑
なんとなく、フェルスタッペン優勢の感があるわけですが、ルクレールとの差は38。これが大きいと取るか小さいと取るか、個人的にはたったの38ポイント差だと思っています!ここまでの2人のシーズン振り返りと、後半戦への展望をまとめてみます!

シーズン前半戦の推移

ペレスにもサインツにも、当然権利も可能性もあるのですが、おそらく最終的にはフェルスタッペンとルクレールの戦いになるでしょう。2人の前半11レースをざっくり振り返ってみましょう!

Round Verstappen Total point Leclerc Total point
Bahrain トラブルでリタイア!最悪の開幕 0 完勝!視界良好 26
Saudi Arabia バトル制し、悪夢振り払う勝利 25 力負け感あったが、納得の2位 45
Australia またトラブル!ガラスのマシン認定 25 もうチャンピオン決定説 71
Emilia Romagna 文句無し勝利! 59 自滅スピン・・・反省 86
Miami 連勝、波に乗ってきた感! 85 速さ足りず2位 104
Spain 完勝!!ポイント逆転!! 110 まさかのPUトラブル!仕方ないので切り替えよう(不満+1 104
Monaco 3位だけど、まぁいいか 125 地元でストレス溜まるレース(不満蓄積+2 116
Azerbaijan またも完勝! 150 ハデにPUが逝く不満蓄積+5 116
Canada サインツとのバトルを楽しんで勝利 175 ペナルティ消化。追い上げて5位が精一杯(不満蓄積+1 126
Great Britain トラブルで7位もルクレール沈んでくれたので余裕の笑顔 181 フェラーリ謎の戦略で4位に沈む(不満蓄積+10 138
Austria 我慢のレースで2位で満足 208 やっと勝てた~!! 170

シーズン序盤は完全にルクレールの支配から始まりました!レッドブルは信頼性に問題を抱え、これはフェラーリ支配によるつまらないシーズンになるかもなぁとさえ思ったものです。

イモラでのミスもちょっと痛かったですが、ルクレールにとって転換点となったのは何と言ってもバルセロナでしょう。あのPUトラブルはルクレールにとって不運の始まりでした。チームの戦略ミス(?)も重なり、可哀想になるくらいの悪い流れでした。

一方のフェルスタッペンは、信頼性が安定すると危なげないレースを連発。イモラから3連勝を飾ると、レース展開が厳しい時にはしっかり表彰台を取る等、まさにチャンピオンの走りでここまで順調にポイントを伸ばしています。

シーズン後半戦展望

フランスGPから後半の11レースが始まります!

まず最初に言っておきたいのは、38ポイントというのはたいした差ではないということです。

仮にフェルスタッペンがトラブル等でリタイアに終わり、ルクレールが優勝しようものなら一気に13ポイント差です。FLも獲れば12ポイント差ですよ!

SPIELBERG, AUSTRIA – JULY 10: Race winner Charles Leclerc of Monaco and Ferrari (C), Second placed Max Verstappen of the Netherlands and Oracle Red Bull Racing (L) and Third placed Lewis Hamilton of Great Britain and Mercedes (R) attend the press conference after the F1 Grand Prix of Austria at Red Bull Ring on July 10, 2022 in Spielberg, Austria. (Photo by Lars Baron/Getty Images) // Getty Images / Red Bull Content Pool // SI202207100344 // Usage for editorial use only //

(2人の横にハミルトンが座っているのがなんとも不気味・・・笑)

フェルスタッペン:ハミルトンとのチャンピオン争いでメンタルが強くなっている!

フェルスタッペンは、ここ一番の集中力が強みです。若かりし頃は行き過ぎることも多々あって、それは昨年のハミルトンとの争いでも変わっていませんでした。無茶だろ!という突っ込みが多々あったりするわけです。

ただ、今年は妙に冷静なシーンが多いのが印象的。モナコやシルバーストンのように上手くいかないレースだったとしても、レース後に笑顔が見られるというのは結構驚きだったりします。

おそらく、シーズン全体の視点で戦えているからだと思います。全22戦で勝てるわけないし、時には冷静にポイントを稼ぐことがチャンピオン争いにおいて大事であると理解していると想像します。

レッドブルのマシンは安定して速い!おそらく信頼性の問題はクリアしているでしょうから、勝てるところは確実に勝ち、ペース的にビハインドのレースでは表彰台で十分という戦い方に徹すればいいでしょう。時にはペレスを上手に活用してフェラーリのポイントを削るという戦い方もできます。チームとして様々な引き出しを持っている点が強みです!

SPIELBERG, AUSTRIA – JULY 10: Max Verstappen of the Netherlands and Oracle Red Bull Racing prepares to drive on the grid during the F1 Grand Prix of Austria at Red Bull Ring on July 10, 2022 in Spielberg, Austria. (Photo by Bryn Lennon/Getty Images) *** BESTPIX *** // Getty Images / Red Bull Content Pool // SI202207100654 // Usage for editorial use only //

ルクレール:速く美しくも脆いフェラーリを栄冠に導けるか!

ルクレールはとんでもなくスキルが高いドライバーです。デビュー2年目でフェラーリに抜擢されるというのは普通じゃないです。この若さで成熟度が半端ない。相手がフェルスタッペンでなければ、この男は余裕でチャンピオンになるでしょう。

今シーズンフェラーリは速さの面では素晴らしいマシンを用意しました。特に予選で6PPというのは単純にすごい!ルクレールの好みにも合っていると思われます。

PUの信頼性は本当に心配です・・・・。モーターレーシングというのは、精密機械を扱うスポーツであり、そこにも魅力があるのです。ルクレールはこの不安要素を抱えながらも、シーズン後半も戦っていかねばなりません。

加えてチーム力というのが1つのキーになるのは間違いないでしょう。ここ数年、痺れる展開で多く戦ってきたレッドブルに対して、フェラーリは経験値の点では明らかに劣ると考えられます。ルクレールがいかにチームを鼓舞できるかにかかっていると思います!

MONTREAL, QUEBEC – JUNE 19: Pierre Gasly of France driving the (10) Scuderia AlphaTauri AT03 leads Charles Leclerc of Monaco driving the (16) Ferrari F1-75 during the F1 Grand Prix of Canada at Circuit Gilles Villeneuve on June 19, 2022 in Montreal, Quebec. (Photo by Dan Mullan/Getty Images) // Getty Images / Red Bull Content Pool // SI202206190822 // Usage for editorial use only //

勝敗分けるのは・・・・

こうして見てみると、フェルスタッペンの方が余裕がありそう。ルクレールは対フェルスタッペンだけでなく、チームを牽引していくことも求められそうです。

それぞれのポジティブ要素を書き出すと以下の通り。

 

フェルスタッペン

  • コンスタントに速く信頼性のあるマシン
  • 修羅場くぐって経験値十分なチーム
  • ハミルトンと戦ったことによって鍛えられたメンタル

ルクレール

  • 跳ね馬は間違いなく速い!
  • サインツが不調から脱したと思われる
  • 不遇の時代から抜け出すべくチームのモチベーションは高い

 

キーとなるのはシーズン中のルクレールの成長ではないでしょうか。前半戦、不満の溜まる展開を一通り経験したと思うのですが、自分がイライラしても仕方のないことを、そういうこともあると受け入れられるかどうか。

チームとしてもドライバーに対して申し訳ないと思っているわけです。ただ怒ったとしても何も解決しない。前向きな言葉を発し、チームを盛り上げ、モチベーションを上げる。そして勝つべきところでしっかり結果を残す。イモラのミスのようなことは絶対許されません。

要するにカリスマ性を発揮できるかどうか!!!です。

素直にいくとフェルスタッペン優勢・・・ルクレールは自ら流れを手繰り寄せられるかという、より厳しい立場ではないかと考えます。フェラーリドライバーの重責は相当重たいですが、それに打ち勝つことができれば未来は開けるはず。
フェルスタッペンだって成長過程の末恐ろしいドライバーです。成長曲線はどちらが急峻なのか、私はそこがキーだと思っています。

 

どちらが勝つにしても、見応えのある納得できるレースが見たいですね。できればトラブルで決するのではなくバチバチのコース上バトルを期待します!あらためて本当に後半戦が楽しみになってきました。

世界の反応/海外F1ファンの反応

海外ファンの反応も見てみましょう!

 

マックスが簡単に勝つよ

 

フェルスタッペンが勝つだろう。なぜなら彼は信頼性のあるピットクルーとマシンを得ているから。

 

ルクレールは現在ビハインドですが、シーズン通してマックスを上回れないだろう。マックスの方が遅いマシンなのに、すでに前にいる。

 

確かに・・・フェルスタッペンの方が優勢な感はあると思います。

 

もしフェラーリが、シューマッハ時代のように、信頼性の問題を修正できたならば、チャンピオンシップは終わらないでしょう。レッドブルはストレートスピードがありますが、赤いマシンの方が1周のペースでは速いので。

 

2人とも素晴らしいドライバー!もし彼らのマシンが壊れなければ、我々はとてつもないレーシングをみることができるだろう。

 

実はトラブルでのリタイアはお互いに2回ずつなのです。
ルクレールの方が少し不運が多かった、逆に言うとレッドブルの方がより安定していたというのが今の38ポイント差です。

 

お互いのポール回数と勝利回数が逆転している。なんて面白いんだ!

 

シーズン最後までこの接戦が続くといいな🥺

 

セナプロスト以来のライバル関係だ

 

とにかく後半戦も面白くなりそうだということです!
きっと痺れるような素晴らしいレースがたくさん見れると思います!!

管理人コメント

SN
38p差でまだ11レース残っていると気づいた時、めちゃくちゃ後半戦も楽しみになってきたので記事にしてみました!笑 オーストリアでのルクレールの勝利は波に乗るにはうってつけ、夏休み前までの展開に要注目です。