実際にシーズン前半戦を終えた評価を改めて確認してみましょう。
角田選手の2022年前半戦総括
Round | Result | Comment |
---|---|---|
Bahrain | 8th (4p) | HONDA PU勢唯一生き残り幸先良い開幕 |
Saudi Arabia | DNS | PUトラブルで散々な週末(どうしようもない) |
Australia | 15th | 全くペース上がらず(こういうレースも時にはある) |
Emilia Romagna | 7th (6p) | 見事すぎるレース!!日曜日は完璧な展開。予選が良ければ・・・ |
Miami | 12th | またも謎の失速・・・(今年の持病がこの辺りから垣間見え始める) |
Spain | 10th (1p) | ペースないマシンで粘りの10位!実はベストレースかも |
Monaco | 17th | チームの謎戦略によって残念なレースに |
Azerbaijan | 13th | 6位目前でオレンジボールに泣く、悔しいレース |
Canada | DNF | 今シーズン「初」のミス、展開によってはポイント取れていたかも |
Great Britain | 14th | 連続でミス、まさかの同士討ち(良い経験と割り切っているはず) |
Austria | 16th | 最低のレースペース、「なぜ遅かったか分からない」というのが一番困る |
France | DNF | 予選P8は素晴らしかったが、オコンにやられる(まぁ仕方ない!) |
Hungary | 19th | またも最低のレースペース・・・流れは最悪のまま夏休みへ |
こうしてみると、開幕からアゼルバイジャンまでは、いい時も悪い(運のない)時もありつつ、2年目として十分な結果を残せていました。本当に順調という感じでしたよね!

運気がおかしくなったきっかけは、まずはバクーでのリアウィング故障の一件。あれで失った6位も痛かったし、なんだか流れが変わったのは間違いない・・・。続くカナダで痛恨のミス!いい勉強と割り切ってよいものだったとは思いますが、これで運気が完全に悪い方へ行った印象。
さらにガスリーとの同士討ちでネガティブな雰囲気が蔓延し、その後の3戦は全くうまくいかず・・・。もちろんアップデートを入れたフランスでの予選は素晴らしかったので、あのオコンとの接触がなければどうなっていたか、というのは差し引いて考えねばなりません。しかし、結果だけで判断されるF1の世界においてはラスト3戦のイメージは最悪です。
世界の反応/海外F1ファンの反応
角田選手の愛されキャラは確立されており、みんな大好き角田君、みたいになっていますw これは日本人としても喜ばしいことですね。
それはそれとして、当然ですがしっかりとレースで結果を残してもらわねばなりません!!残りは9戦、一段上の評価を確立するためにも頑張ってもらいたいです!我々は応援するのみ!!
対ガスリーの戦績
チームメートバトルは当然取り上げられるべきものです。昨年の角田選手はガスリーに”完敗!”と言わざるを得ないものでしたが、ガスリーというドライバーの評価はかなり高いということを前提に考えねばなりません!
How the @AlphaTauriF1 duo’s stats compare at the summer break ☀️👀#F1 pic.twitter.com/7BJgKDd9r1
— Formula 1 (@F1) August 11, 2022
こちらが2年目の実際の結果。全部負けている・・・と厳しく判断するのも正しいし、ガスリー相手に2年目でこれなら「悪くない」と捉えることもできるかもしれませんね。少なくとも、今シーズンは確実に差を縮めてきたわけで、成長の跡が見えるというものです。
(個人的にはイーブンくらいまでいくと思っていたので少し残念・・・)
海外ファンの声を見てみましょう!
“Slightly” is an understatement. He improved SO MUCH this year.
— Noralyn Mac (@NoralynMac) August 11, 2022
「角田はガスリーよりも良いシーズンを送っている」
どちらも素晴らしいものではありませんが、角田はチームメイトよりも少し優れていると誤解されています。
>「少し」は控えめな表現です。彼は今年とても改善しました。
Yuki has improved compared to last year but still lacks some consistency. Considering that the Redbull drivers in f2 aren’t really shining, he will definitely stay for next year.
— PadreNando (@spowcardow) August 11, 2022
裕毅は昨年に比べて向上しました。ただ、未だに安定感に欠けます。F2のレッドブル系ドライバーがあまり輝いていないことを考えると、彼は来年も確実に残留するだろう。
they both should’ve done better
— Mxls (@MxlsFree) August 11, 2022
2人とも、もっとうまくやるべきだった。
Both been pretty inconsistent tbh
— Money laundering fc (@Stenjjs) August 11, 2022
どちらもかなり一貫性に欠けていました、正直言って。
Both have been unlucky, but Pierre didn‘t show his best this season and yuki also isn‘t really performing since Canada
— Lauda300 (@SG20924) August 11, 2022
2人とも不運だった。ピエールは今シーズンまだ彼のベストを見せられていない。裕毅はカナダ以降本当の実力を発揮できていない。
角田すげーーーっていう感じではないですね。例えばノリスのように、圧倒的なパフォーマンスを発揮していたら話は別ですが、角田選手も不完全燃焼ですからね。
We want real talents at AlphaTauri
— Sem (@FraudmulaSem) August 11, 2022
我々はアルファタウリには真のタレントを求めている
Be disappointed by the AT car and AT strategy in quali.
— Pierre-Louis Hequet (@plh59) August 11, 2022
角田に感銘を受けたと言うべきなのか、ガスリーに失望したと言うべきなのか、分からない。
>アルファタウリのマシンと予選での戦略に失望したと言うべきだろう
ベッテルが出てきた時のようなインパクトを残せているわけではない事実。フェルスタッペンも、良くも悪くも目立っていました。角田選手にも安定感に加えて、印象的なパフォーマンスを期待したいところ。
ワンラップパフォーマンスではガスリーに並んでいる!(by マルコさん)
🚨 | Helmut Marko says Gasly is the “team leader” at Alpha Tauri… but he believes Tsunoda is “already at his level in terms of one lap speed.”https://t.co/M5tS7qhxHs
— formularacers (@formularacers_) August 15, 2022
こちらの記事、中身はガスリーの契約に関してなのですが、その中で角田の成長が触れられており、「既にワンラップスピードの面ではガスリーのレベルに並んでいる」と述べており、各種記事ではここだけが切り取られた格好です。しっかりと「レースペースでは(昨年と同じく)うまくいっていない」と言われている事実もお伝えしておきます。
それでも、嬉しいコメントですよね!!ガスリーの予選パフォーマンスはとんでもなく高いレベルだと思っています。それに並んでいるというのは(正直過大評価されてる感ありますが)誇らしい気持ちになりますね。
海外ファンの声も見てみましょう!
Gasly is still generally quicker in races but the gap has come way down from what it was last season thankfully.
— Adam Marjanovic (@Adam1Marj) August 15, 2022
角田がガスリーと同等なのはレースペースでしょ、予選ペースじゃない。
>レースではガスリーの方が全体的に速いけれど、ありがたいことにそのギャップは昨シーズンよりもかなり縮まっている。
No reason for them to keep Gasly then. They have Yuki. Can probably get a Schumacher or just put one of their junior drivers in the other seat. Albon is waiting in the wings. Give Gasly a buyout option and let him try to get the Alpine seat.
— Anthony Cullen (@DriverMarketF1) August 15, 2022
となると、彼らにとってガスリーをキープすることに理由はなくなる。彼らには裕毅がいる。おそらくシューマッハを取るか、彼らのジュニアドライバーを昇格させることができるだろう。アルボンはwingsを待っています。ガスリーに買い取りオプションを与えて、彼にアルピーヌのシートを得られるようにしてあげましょう。
Yukis driving performance this year has been solid, but I’ll still go with Pierre!
— Slipstream Podcast (@SlipstreamF1Pod) August 15, 2022
今年の裕毅の走りはしっかりしていますが、ピエールと一緒に行きたい!
実際、角田評はコアファンにはそれなりに高まってきていると思います。
特に前半戦の、バーレーンやバルセロナのような、目立たずきっちり走ってるあたりは個人的に好感持てました。イモラは目立ちつつ結果も残すベストな形でした。
Yet… He’s young and has a lot to improve
— Мігель / #77 🇧🇷 (@Miguewl2) August 15, 2022
角田は速いけど、安定感がないよね。
>そうですね・・・彼は若いし多くの成長の余地がある。
Gasly is not that good this year and Tsunoda is so awful that Gasly still looks ok. That should tell you something
— Mert Can #CL16 (@MertCl16) August 15, 2022
今年のガスリーはあまり良くなくて、角田は酷すぎるのでガスリーはまだ安泰です。このことはあなたに何かを教えるはずです。
It’s a shame Tsunoda can’t do more than 1 lap at that speed without spinning or binning
— Julius 🇳🇱🇿🇦🇩🇪 (@DijkmanJulius) August 15, 2022
角田がスピンやミス無しにその速さで1周しか走行できないのは残念だ・・
カナダやシルバーストンのようなミスが印象に残りがちなのは仕方ない。コンスタントな結果を残すことが一番大事ですが、どこかで一発印象的な結果を出すというのも重要です。
角田選手の後半戦への期待
ずばり表彰台を取りたい!!!
分かっています。今年のアルファタウリのマシンに多くを求めてはいけないことを。そして中団~下位チームのマシンで表彰台獲得がいかに難しいことかも。
要するに、天候なのかアクシデントなのか、運が必要です。そういう前提での表彰台獲得という話です。
ペレスは2年契約延長し、セカンドとしてはまずまずの働きをしています。ガスリーはこの数年とんでもないパフォーマンスを示しているのに昇格できていません。何が理由かは不明ですが、この先もおそらく昇格はないのだと想像します・・・。(フェルスタッペン、ペレスに何かあった時の代役の役割を与えられていると推測)

となると、レッドブル育成としては、次の候補は角田選手なんですよ!これは状況から考えると事実です。レッドブル上層部は角田選手の成長を待っているし、期待しているのは間違いありません。
この期待に応えるためには、印象的な”リザルト”が必要。すなわち表彰台です!逆に言うと、それが達成され、同時に安定感がさらに高まれば、昇格の目が見えてくるというわけです。これはマジです。もうそのストーリーがマルコさんの中に描かれているはずなのです。(管理人妄想)
どんな形でもいい、強引でもいい、結果を掴み取ってほしい!!日本人の破れなかった殻を角田選手には突き抜けてほしいと心から願っています!!